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奈良たくさん 奈良には、たくさんの歴史と物語があります。

アクセス唐招提寺



唐招提寺 奈良たくさん



                                        

唐招提寺:とうしょうだいじ
古都奈良の文化財としてユネスコの世界遺産に登録されている。



天平5年、遣唐使船の中に栄叡・普照(えいえい・ふしょう)という二人の僧が乗っていた。
彼らの任務は、唐の国から優れた戒師を招いてくることだった。

ふたりは、これぞという人を9年の歳月をかけ、ようやく鑑真という高名な僧に出会う
ことが出来た。

しかし、鑑真和上のような優れた僧を、中国から手放すとなればそれを惜しむ者も多く、
邪魔をする者が‥

苦難の末に日本に到達することが出来たが、栄叡は亡くなり、鑑真は失明していた。



時は、東大寺の大仏開眼供養の2年後で、鑑真一行は大歓迎を受ける。

5年後、鑑真は東大寺での戒師の役目を終え、各地から集まる僧尼(そうに:男女の僧)の
教育に当たることになり唐招提寺が建てられる。



鑑真和上御廟(開山御廟:かいざんごびょう)、鑑真大和上の眠る森。



御影堂からこの開山御廟に来る途中にある美しい苔の絨毯。





金堂の千手観音菩薩立像は、5.3mあり千手観音といっても、本当に千本作るのは大変で、
少なく作ってあるのが普通だが、
この像は、大きな手は42本、小さな手は912本あり、まさに千手である。

これを作ったのは、鑑真とともに渡日した如宝(にょほう)。
胡国人(ペルシャ人)で、鼻の高い、赤毛の僧である。


うちわまき
難除け魔除けとしたり、生活のかかった農家では、害虫除けにと苗代に立てたりする。

ハート型の団扇が国宝の鼓楼から参拝者にまかれます。
また、抽選でも手に入れることが出来ます。

(この日以外も1000円で購入することができます。)








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唐招提寺

〒630-8032 奈良県奈良市五条町13−46